「無駄な話をすることは相手の時間を奪うことである」
これは私もよくわかります。昔、私の知り合いのパチプロが設定６を打っている日は期待値が時給１００００円だから、下らない電話を掛けてくる奴がいるとイライラする。という人がいました。
例えば、３０分の愚痴や他愛のない話だとすれば、本来稼げてたはずの５０００円をロスすることになる。こういう話をよく聞かされていた。たしかに、お金の稼ぎだけに焦点をあてれば３０分の愚痴電話のせいで５０００円損失したとも考えられます。
おそらく、ホリエモンもそのようなことが言いたいのでしょう。ただしあまりコストカッターを徹底しすぎると、「あいつは友達の愚痴も聞いてくれない冷たい人間だ」という評価になる。
ともすると、（自分にとって）無駄な時間を奪われるの原因は、自分の価値観を知ってもらえないことにある訳で、そのパチプロがいつも無駄電話でイライラしてるのは自己責任であろう。
だから、時間泥棒は俺に近づくなと主張するホリエモンの行動は正解である。ただし、理解してもらえない場合もあり、変人扱いを受けることもあるだろうが、ホリエモンクラスになると、色々な人が寄ってたかってきますから、そんな雑魚はどうでも良いのだろう。
私は、人間とは無駄な行動をするものだと割り切っていますから、ある程度の無駄は受け入れて人の愚痴も聞いたりするし、自分がそうすることもあります。
教育者として
ところで、もう30年も前の話を思い出したのですが、小学校の掃除の時間に服部先生という年輩の方がいましたが、掃除中に挨拶をすると怒られることで有名でした。私も怖いもの見たさもあって、掃除中に服部先生に試しに「おはようございます」と言ってみた。
「今は掃除中、挨拶は必要ありません」と噂通りの返答がありました。当時、生徒達の間で、「挨拶は大切ではないのか？」ということを考えさせられました。
他の先生に聞いても、言葉を濁したり、話を逸らしたりして、はっきりと答えられませんでした。どうしてでしょうか？
「先生にもわからないことがある」とか「服部先生だけには挨拶をしなくて良い」とか「職員会議で、学校として掃除中は挨拶をしないと統一する」とか、何らかの回答をするのが教育者ではないか？と勝手に考えています。
服部先生は実名であり、年齢的にもしかしたらご存命でないかもしれません。もし心当たりのある先生がこれを見ていましたら是非ご回答を頂きたいと思います。その時、私達の授業終了のチャイムが鳴ることになるでしょう。
