上昇相場に乗り遅れたり、利益確定が早すぎたりした後の心理
A「まだ騰るのでは?」と焦ってエントリーしたくなる
B「少しの値幅なら取れそうだから、ポジションを増やして、ド短期でトレードしてみよう
こうした気持ちになった時に大切なのは絶対的冷静である。
もちろん実際の相場は、騰がり続けることもあれば、エントリーした途端、自分を狙っているかのような反転をすることもある。
繰り返しになるが、何が何でも「絶対冷静」である。特にBの方法は普段からデイ・スキャルなど超短期トレードに慣れてない人やると大やけどをする可能性が高い。
以前にも話しましたが、勝つ時が小さく負ける時が大きいトレードではトータルではマイナスになる。
またAの心理もまずは「冷静にならなければならない」
相場が騰り続けようが、反転しようがエントリーしていなければ損はしていないのだから、冷静な目で値動きをみていればいい。
このような相場の場合は以降、どのようなパターンがあるか?
②一旦押し目を作り、また高値を超える。
③一旦押し目を作り、その後騰るが高値に届かない。
④急転し、下がり続ける。
これをみれば、「押し目待ち」をするのが一番の良策に思える。
押し目買いなら④になってしまった場合は損切りが少なくてすむし、②のパターンなら相応に利益がみこめる。また①や③でも損失はない。
また、上昇中のエントリーで上手くいっても、③や④のリスクを抱えながらということになる。
「押し目待ちに押し目無し」という格言もありますが、相場を100%読むことが出来ない以上は、ここは押し目を待つことにします。
チャートもどこかで鈍角になるタイミングがあるでしょう。