★★★★ 危険!陰謀論を信用しない方が良い理由

中央銀行や政府は金融マフィアに乗っ取られて、株価も操作されている。マスコミも牛耳っている」

 

このような陰謀論まことしやかに囁かれている。

 

 

結論をいうと、このような陰謀説が真実であったとしても、信用しない方が良い。

 

 

陰謀説が嘘だった場合は、信じて良い事は無いのは誰でも分かりますが、陰謀説が本当であったとしても信用しない方が良いケースがほとんどです。

 

 

陰謀論を信じるか信じないかを考える際に、メリットデメリットを比べ、どちらが大きいかといえば、「陰謀論を信じる」を選んだ場合のメリットはほぼ無く、デメリットだらけだからです。

 

 

陰謀説のほとんどが重要な部分をボカシており(これ以上言うと消されるという理由を付けて)これを追及して調べても、既に表向きの世界では蓋をされたものなので、知っても実益はありません。

 

 

たとえば、中央銀行の総裁の弱みを握って、秘密結社が金融市場でやりたい放題しているという陰謀説があったとします。

 

 

ディスったり、過激なネットの書き込みやデモ、果ては暴動をおこしたりすれば、たとえそれが正義感からくるものであっても、自分が悪者になる。

 

 

この正義感から犯罪者になるケースもあり、「自分は悪くない」と言いながら獄中生活をさせられる事になる。カルト教団では、教祖がこのような陰謀論を唱え、信者が犯罪を犯すようなこともあります。

 

 

そこまで最悪な状況になるのは稀ですが、よくあるのは、では中央銀行の総裁は「どんな弱みを握られたのか?脅してるのは誰?どの勢力だ?根拠は?」気になって、調べて夜も眠れなくなってしまう事です。

 

 

陰謀説に興味を持ち、どうしても真実が知りたいという科学者気質の人もいるかもしれません。

 

 

しかし、こうなったら追求を辞めた方が良いというサインがあります。それは、陰謀説を暴いている過程で自分自身が「怒りや悲しみ」に支配されはじめた時です。

 

 

「自分が納めた血税が無駄に使われた事を知った時」等に怒りの感情が沸いてくるは分かりますが、それで強い怒りに支配されるような人は陰謀論を追求することは適しているとは言えません。

 

 

よくYouTuberでも、怒りの感情を煽りながら陰謀説を唱えてる人もいますが、たとえそれが正義感からくるものであっても共感することは、自分にとってマイナスでしかありません。

 

 

もし、陰謀を暴くのが得意だというYouTuberがいるなら、ぜひ特殊詐欺をするような組織の主犯を暴いて欲しいものですね。

 

 

陰謀論を追求して楽しんでいるうちは良いかもしれませんが、諸説の一つであるという程度に考えた方が良さそうです。

 

 

 

私も過去には株投資で損を出し、色々調べていく内に陰謀説を見つけました。最初はそれを知れば、もっと良い成績が出せると盲信していましたが、その事や相場が気になって、まさに夜も眠れないという経験をしました。

 

 

陰謀論者は正義感から出てくるものであっても、危険な諸刃の剣を振り回しているようなものかもしれません。

 

 

結論

楽しい内は追求して、怒り、悲しみ、不眠などの症状が出てきたら直ちに追求を辞める。