★★★ 教員同士でもイジメは起こる。 はてなブログ

 

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教育者が、このような事件を起こすようでは、本末転倒だという声が聞かれそうですが、いじめ問題の難しさを、いくつか挙げてみます。

 

①当事者の問題意識

いじめをする側に問題意識がなかったり、むしろ自分が不愉快な想いをしているという「逆恨み型」や、主犯に従わないと自分がいじめのターゲットになるという「参加型」また、主犯に共感する「便乗型」など、それぞれの意識の違い。

 

 

いじめられる側の問題としては、反抗や学校などへの報告自分の対応で、更にイジメがエスカレートするのではないかという不安が強い「懸念型」、自分を含め誰にも解決不可能という諦め境地にいる「絶望型」

 

 

②関係者の対応と事実関係の追求

 プライバシーの問題等、把握出来ない部分があること。報告が難しい。

 イジメる側とイジメられる側、それぞれの思惑により、一律な対応は難しいこと。

 学校や教育員会、または会社側の対応が問われるが、こうした組織は事実確認に追われて対応が遅くなる。外野側に回り、主体的な対応は不可能。

 

 

 イジメは大きく分けると、「暴力系のいじめ」と「コミュニケーション操作系のいじめ」

 の2種類とされていますが、いずれの場合も長期化するほど解決が難しくなり、ダメージも大きくなる。

 

 

なぜなら、時間がかかるほど、逆恨みの大きさや「便乗型」などのインフルエンサーは、時間に比例して、大きくなる可能性が高いからです。

 

 

近年、イジメも複雑・多様化しており、ますます難しくなっていきますが、初期段階で気付き対応するのが最善ではないだろうか?