★★★★ 劣等感の話① 人はなぜ劣等感に苦しむのか?劣等感の正体とは?

 

はじめに

 

本記事は、筆者のにわか知識と自身の経験に基づく持論であるため、学術的な根拠の無いものです。

しかしながら、筆者としては非常に興味深いテーマであり、心理学等に詳しい方、また筆者の持論で、間違っている点がありましたら、是非ともコメント頂けたら幸いです。

 

間違いを誰にも指摘されないことで、筆者の持論が正しいと思い込んでしまう、また数年後にこの記事を見てそう結論付けてしまう可能性があります。

 

 

劣等感とは

一言でいうと、自分が他と比べて劣っていると感じること。

実際の能力等が低くても、比較の対象が存在しなければ劣等感というものはない。

また、比較の対象というものは自分と似ている者がなりやすいという特徴がある。

 

例えば、私赤石の握力は本日7/24時点で測定した結果44kg。 ゴリラの握力は約500kgあるといわれているが、なぜ自分はゴリラの握力の10分の1以下しかないんだと劣等感に苦しむことはありません。

 

同年齢の日本人の平均握力が47kgですから、平均値より低いことになります。

こうした比較の対象が自分の近いものと比べ劣っていると感じた後に、劣等感は芽生えてくるのです。

 

 

劣等感は悪か否か?

 

一般的に劣等感がイジメや虐待、あるいは重犯罪を生み出し負の面が強いイメージがあります。私自身もこれまで、劣等感の負の面を記事にしてきた。

 

しかし、握力のように平均より低いから、もっとトレーニング頑張ろうというモチベーションなどプラスに繋がる面もあり、劣等感そのものが悪ということではない。

 

劣等感が芽生えた時に、どのようにそれを良い方向にコントロールすることが大切になってくる。

 

 

劣等感のコントロールを車の運転に例えると分かりやすい。スピードは劣等感の強さと言える、問題行動が起きてしまうことを事故が起きたと置き換えることが出来そうです。

 

 

 

劣等感が起こす事故(問題行動)

 

劣等感はいつでも誰でも上手くコントロール出来る訳ではなく、時に大小の事故という問題行動を起こすことがある。

 

これも車の事故と同様にまずは、事故を未然に防ぐ予防が大切になってくる。車の運転は、学科と実技が大切です。

 

あまり例え話が長いと本題が分からなくなってしまいますので、劣等感の話に戻しますと、劣等感のコントロールを上手くやっていくためには、劣等感の正体を知ることと、劣等感が芽生えた時にどうコントロールをするかという方法を知ることを勉強します。

 

もちろん勉強しただけでは身に付きませんから、勉強したことを実践することが何よりの練習になります。

 

 

劣等感がコントロール不能になると起こる問題

 

劣等感のコントロールが上手くいっている時は、健全な向上心がうまれます。握力もトレーニングにより、伸びていくことでしょう。

 

しかし、ハンドリングが上手くいかないと、

握力が伸びないのは、高校時代の指導者が悪いからだと、責任転嫁をします。

 

また、握力が伸びないが、もっと低い人もいますから、そのことを理由にコントロール不能な自分を正当化します。

 

同世代のKさんは格闘技道場に通っており、握力は60㎏あります。Kさんは恵まれた環境があるからだとか、ドーピングしてるのではないか?という、疑念や怒り・嫉妬が出てきます。

 

またそのような、数々のマイナス感情から諦めに繋がっていきます。

 

これが、エスカレートすると、そもそもこういう状況になったのは社会が悪い。現政権が悪い、現政権の支持者は敵だという思想になる。

 

さらにエスカレートすると、現政権に対する批判、支持者・宗教信者への嫌がらせ、もっとエスカレートすれば犯罪を起こし兼ねません。

 

 

実際は握力が低いという劣等感ではここまでエスカレートすることはないでしょう。しかし、勝ち組負け組のようなネットやマスコミに煽られることにより、過激な思想に走る例は後を絶ちません。

 

事例を挙げたらキリがないが、その証拠は実際にインターネットの掲示板などに有り余る程に残っている。       つづく

     

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