株式や仮想通貨などの商品で資産を増やそうと考えると、中長期的売買、短期売買と手法が分かれる。
しかし、資産を効率的に増やすためには、中長期売買でも短期的目線は必要だし、短期売買でも中長期目線は必要になってくる。
中長期売買の場合
例えば中長期売買で、毎月一定の金額を投資する場合は、月のどこで買うかによって価格が10%以上変わることがある。
ですから、長期的に有望な銘柄であっても、高い月は買うのではなく、逆に一部を売却したり、安い月にはいつもより多目に買ったりした方が算数的に資産は伸びていきます。
短期売買の場合
短期売買においても、中長期目線は必ず必要だといえる理由はあります。短期売買をする場合は必ず「チャート分析」をすると思いますが、短期的なチャートというのは、中長期チャートの中の短期チャートとなります。
わかりやすく言えば、短期的には安値だけと、中長期的には高値であるという状況があります。中長期チャートを無視して短期チャートだけをみると、買いか売りかの判断を誤ることがあります。
例えば、短期チャートが買いを示唆していても市場心理が弱気なら大きく下がることもあります。市場心理を分析するのに株式ニュースだけでは不十分です。
中長期チャートをみて、ここの底打ちの時何があったか?この急騰は暴落の時何があったか?市場の雰囲気はどうだったか?
そうした情報をつなぎ合わせれば100%は読めない値動きでも、より確率の高い読みが出来ます。競馬でも優秀な馬が毎回勝つ訳ではなくても、明らかに勝率の良い馬やジョッキーがいます。
ですから、短期売買でもこの後、パターン的に急騰しやすいか急落しやすいか?そうした知識を集積することによって、買いか売りかを判断していくのです。
どの情報を参考にするべきか
私の経験から判断すれば現在2020.6.20のビットコインの膠着状態は、短期チャートは底堅く見えても、上値は重くみえます。今年のビットコインは株価との相関関係もみられますので、日経平均株価も意識しておく必要があります。
株式市場は暴落対策で色々な介入がありますので、完全なる需給で価格が決まるわけではありませんが、コロナショック前の価格に戻った現在、「まだまだ安い」と買いがどんどん入るとは思えないし、介入して買い支える必要もないと思われます。
そう考えると私の場合は、今現在は買い目線にはなれません。
短期売買にしろ、中長期売買にしろ短期目線、中長期目線の両方を持つ方が良いでしょう。
ですから、どの情報を参考にするべきかということについては、短期、中長期両方の目線で分析している配信者を参考にするとよいでしょう。
配信者の方から許可を得ることが出来れば、具体的に引用して紹介していきたいと思います。