★★ 知らないうちに違法薬物の密輸に関わってしまった事例

違法薬物の密輸に巻き込まれる危険性の増加(注意喚起) : 在デンバー日本国総領事館

 

<ケースその1>

日本人旅行者が現地で親しくなり,滞在期間中,非常に親切にされ,信頼できると信じた人から,「この荷物を日本の友達に渡して欲しい」と頼まれた。十分な謝 礼をもらえるとのことから,その依頼を引き受け,その荷物を持って帰国の途についたが,空港到着後,手荷物検査で荷物の中から麻薬が発見され,麻薬密輸容 疑で現行犯逮捕された。

<ケースその2>
日本で,海外から日本へ荷物を託送するアルバイトを募集するインターネット・サイトを見て応募し,渡航。現地でスーツケースを預かったが,経由地の空港でそのスーツケースの中から覚醒剤が発見され,覚醒剤密輸容疑で現行犯逮捕された。

<ケースその3>
海外で日本人が現地の友人宅に滞在した後,帰国する際,空港で預けたスーツケースの中から本人が承知していない多量のマリファナが発見され,麻薬密輸容疑で現行犯逮捕された。

<ケースその4>
海外の空港で同じ便に乗るという高齢の旅行者から,孫へのおみやげで荷物が多くなったのでそのうち1つをあなたの荷物として預かってくれないかと頼まれ, お年寄りへの思いやりから親切心で預かりチェックインしたところ,到着空港で税関吏に呼び止められ,荷物を検査したところ,その荷物の中から麻薬が発見さ れ,麻薬密輸容疑で現行犯逮捕された。

<ケースその5>
日本人旅行者が,旅先で知り合った現地人から土産物店に案内され,そこで「旅の記念に」と木彫りの置物を購入してもらったところ,空港の手荷物検査で,その置物から覚醒剤が発見され,覚醒剤所持の現行犯で逮捕された。

 

 

気を付けなければならないことは、このように知らないうちに密輸に関わってしまった場合に、悪意のないことを立証する手段がないことと現地の国での法律で罰せられ、死刑を含め重い刑罰を受けることです。海外旅行の際には十分に気を付けなければいけませんね。

 

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このように、違法薬物の売人や元売りに儲けさせないためには、一人一人が決して違法薬物に関わらないことが大切です。

 

中には知らぬ間に運び屋にされ、海外で重い刑罰を受けることになった人もいるでしょう。そう考えると「違法薬物の使用自体は誰にも迷惑は掛けない」とは言えないだろう。使用する人がいなくなれば、このような闇のビジネスも成り立たなくなる訳ですから。

 

 

 

酒本舗はな