経営者・管理職向け にならない指導とは  動画あり

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この動画だけでは、前後の状況が分からないので何とも言えない面があるが、言葉の使い方だけみると、現在の日本ではパワハラと言われても仕方ないだろう。

 

 

録音されていたということは、日常的にこういった指導があったのだろう。

 

 

とはいえ、時に強めに指導はしなければならないこともあるだろう。そのために指導者は気をつけなければならない点を抑えておかなければならない。

 

 

壁に耳あり障子に目あり、スマホに録音機能ありの現在、どこで録音されてるかもわからない。また、パワハラの基準は年々、想像以上に厳しくなってきている。

 

 

動画の元支配人の言葉の使い方は適切だとは言えないが、おそらく彼の若い頃の日本では、あの程度で社会問題にまでなることは無かっただろう。

 

 

私も若い頃、パチンコ屋でアルバイトをしていたが、社員の人は支配人によく殴られていた。それが当たり前だとは思わなかったが、珍しくもないことだと思っていた。

 

 

気の毒だが、警察に通報するレベルではないという認識だった。現在ならば、通報しない私も許されないレベルだろう。

 

 

十数年前と、現在ではこれだけパワハラにはシビアになっているのです。

 

 

特に指導者は、こうした世の中の変化に敏感でなければならない。また、数年したらどう世の中が変化するかわからない。

 

 

指導者が気をつけなければならない点

 

 

①常に録音されていることを意識して言葉を選ばなければならない

 

 

②従業員や部下の多少の粗相は気にしない。緊急性のない指導は、その場では控える。

 

 

③自分の感情は、表に出さない。

 

 

 

①昔は下の者が、上の者に対して言葉を選ばなければならないが、今は反対になった。

 

 

②会議や文書等での指導という方法もあるが、出来るだけ、自分以外の者から伝えるように仕向けた方が良いだろう。

 

 

社内には、その指導されるべき者と相性のいい者がいるでしょう。その者に指導を任せればよいのです。

 

 

パワハラ論は今や「相手がパワハラだと思えばパワハラ」といった究極のラインに達しているといえるでしょう。

 

 

 

③たしかに自分で指導したくなる時もあるだろうし、感情が出そうになることもあるだろう。しかし、世の中のパワハラ論が究極ラインに達した現在では、自分の感情を出すことは禁じ手なのです。そのストレスエネルギーは自社の発展に向けるとか、趣味等に向けるとか、直接相手に向けず、自身で管理しなければならないでしょう。